日本オリンピック委員会(JOC)は10日、文部科学省が五輪でメダル獲得の有望な競技種目を特別支援する「マルチ・サポート事業」の競技団体への説明会を東京都内で開き、サッカー女子、バドミントン、卓球の3競技を試行競技として新たに支援することが報告された。

 同事業は2012年ロンドン五輪や14年ソチ冬季五輪でメダル量産を目指し、柔道や競泳などの競技・種目を情報、医科学など多方面で支援する。説明会では文科省側が各競技団体に具体的な要望を出すよう要請した。

 日本サッカー協会の野田朱美理事は「支援が手厚くなるので、活用していきたい」と話した。