シンクロナイズドスイミングの日本代表「マーメイド・ジャパン」が15日、都内で9月のW杯(中国)に向けた壮行会で演技を披露した。

 デュエットは小林千紗と乾友紀子によるもので、5月日本選手権で披露したフリールーティン(FR)の改良版で、小林は「課題はあるが、やっていく方向は少しでも見せられたのでよかった」と、乾は「W杯に向けて第1歩になった」と話した。

 チームのFRはロシア人振付師から指導を受けたもの。スタミナ不足など課題はあるが、小林は「誰も見たことのない演技を見せるのが、世界では当たり前のこと。いろんな技に挑戦していきたい」と意欲的だった。