広州アジア大会の競技本格開始から7日目となった19日、日本選手団の市原則之団長が広州市で中間総括の記者会見を行い、金メダル60個以上で国別2位の目標について「あくまで目標として、取れたらいいなということで(前回ドーハ大会の)50個を超えることが1つの目標でもあった」と下方修正を示唆する発言をした。

 18日までに日本は金21個を獲得したが、前半戦は期待された競泳や柔道で取りこぼしが目立った。中国が金109個でトップを独走し、2位の韓国の金37個を追う状況について、市原団長は「中国は早くも100個を突破して、その他の国の金メダル数がなかなか伸びない。中国の厚い壁に日本だけでなく、どの国もはね返されている」と分析した。