来年のロンドン五輪を目指すバドミントン混合ダブルスの池田信太郎(30)と潮田玲子(27)の「イケシオ」コンビが31日、都内で東日本大震災の被災者への募金活動に参加した。所属する日本ユニシス一員として、江東区の「ららぽーと豊洲」で買い物客に募金の協力を呼び掛けた。池田が「自分たちにできることは何か、ずっと考えていた」と言えば、潮田は「微力だけど少しでも力になれたら」と話した。

 また、宮城県塩釜市に実家がある平山優(25)は「震災直後の4日間、両親とも連絡が取れず、とても不安でした。バドミントンができる日常を感謝したい」と涙ぐんだ。この日集まった金額は38万6591円。今日1日も、午後4時半から同場所で募金活動を行う予定。