<競泳:競泳国際大会代表選手選考会>◇最終日◇11日◇静岡・浜松市総合水泳場

 持久力に不安を残していた男子200メートル平泳ぎの北島康介は後半にペースが落ちて2位に終わった。それでも、100メートルに続いて世界選手権代表の座は手中にし「上出来じゃないかと思う。このレベルの高い中で、代表権を取れてほっとしている」と安堵(あんど)感が漂った。

 予選は上位4人が0・49秒差以内にひしめいた。「(スタート前は)いい緊張感だったね。日本でこのレベルで競っているのは世界で戦う上で強みになると思う。夏は(冨田と)2人で表彰台に上がりたい」と力強く話した。