日本水連は12日、世界選手権(7月・上海)の競泳代表として、男女各11人を発表した。主な選手のコメントは以下の通り。

 【男子】

 ◆松田丈志(バタフライ)「代表にしっかり入れた。今回の選考会でも日本新が出始めている。僕もそろそろ北京五輪の時の日本記録を上回っていきたいと思っている」。

 ◆冨田尚弥(平泳ぎ)「ことしも代表に入れて、しかも記者会見に呼ばれてすごくうれしい。スタートとターンを改善して、0秒3ぐらい縮めたい。(200メートル平泳ぎで)2分7秒台を視野に入れていきたい」。

 ◆(平泳ぎ)「代表に入れてほっとしている。世界選手権は久しぶりなので、非常に楽しみにしている。冨田と一緒に表彰台に上がれるようにしたい」。

 ◆入江陵介(背泳ぎ)「選考会では100メートルも200メートルも優勝できたが、タイムとしては全然満足がいくものじゃない。世界選手権では優勝しか目指す気はない」。

 【女子】

 ◆星奈津美(バタフライ)「選考会でずっと目標にしてきた(200メートルバタフライの)日本記録は更新できたが、目標は2分5秒台。世界選手権で必ず出して、メダル争いに加わりたい」。

 ◆加藤ゆか(バタフライ)「選考会は今までで一番納得できる大会だったが、まだ今の記録では世界と戦えない。気持ちを入れて練習を頑張って、世界選手権でいい記録を出したい」。

 ◆酒井志穂(背泳ぎ)「選考会はタイムに少し悔しさが残ったので、世界選手権で納得いく泳ぎをしたい。前回は(100メートル背泳ぎで)僅差の4位で悔しい思いをしたので、メダルを取りたい」。

 ◆寺川綾(背泳ぎ)「2年前は代表に入ったことでほっとして一段落してしまったが、今はそうではない。世界の選手と戦って、しっかり結果を出せるように頑張りたい」。