女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン(9月25日~10月1日・東京有明テニスの森公園)の主催者は12日、ウィンブルドン選手権準優勝のマリア・シャラポワ(24=ロシア)や全仏オープン覇者の李娜(29=中国)、世界ランキング1位のキャロライン・ウォズニアッキ(21=デンマーク)が出場すると発表した。

 大会を通じて東日本大震災の被災地への支援活動も行う。開幕直前の23、24日には被災地の子どもたちを招いてシャラポワらと交流するイベントを開催するほか、福島県内の高校生のテニス部員を大会に招待する。

 4~5月に実施した選手のサイン入りグッズなどの慈善オークションでは約230万円を売り上げ、全額を被災地に寄付する。