<柔道:講道館杯全日本体重別選手権>◇最終日◇13日◇千葉ポートアリーナ◇女子48キロ級

 8月の世界選手権銀メダリストの福見友子(26=了徳寺学園職)は、ケガの影響が響いた。世界選手権直後に左足首を痛め、大会2週間前にも悪化させた。準々決勝で、浅香夕海(東海大)に敗れ、敗者復活戦は棄権した。世界女王の浅見八瑠奈(コマツ)不在の中、追う立場として存在感を見せたかったが、かなわなかった。「悔しいですけど、この結果をしっかり受け止めたい。体調万全でなかったが、試合に臨む上で得るものがたくさんあった。(五輪代表争いで)後がない思いでいる。しっかり柔道と向き合って、すべてを懸けて挑んでいきたい」とあらためて決意を示した。