<フィギュアスケート:ジュニアGPファイナル>◇8日◇カナダ・ケベック

 開幕し、女子ショートプログラム(SP)で昨季4位だった15歳の庄司理紗(西武東伏見ク)は、51・53点で4位につけた。

 庄司は冒頭の3回転サルコー-3回転トーループの2連続ジャンプを決めたが、続く3回転ルッツが回転不足になった。それでも「多少のミスはあったが、いい動きができてほっとしている。楽しくできた」と笑顔だった。

 初出場の昨季は3位の中国選手と同点ながらフリーの得点で下回り、表彰台に届かなかった。今回はSPを終え、3位と2・81点差。メダルがかかるフリーに向け「中盤のステップが気に入っている。草原のように壮大なイメージなので、そこを見てもらいたい」とアピールした。