<スキー:志賀高原カップ>◇初日◇29日◇長野・志賀高原

 大回転は、昨年8月にニュージーランドで行われた国際スキー連盟(FIS)公認レース以来。ほとんど練習もできなかったが、合計1分44秒66で貫禄勝ちした佐々木明(エムシ)は「国内レースでも勝つことはうれしい」と話した。

 今季W杯では一度も2回目に進めていない。6季ぶりのファーイースト杯出場を決断したのは、3月1日からの回転2連戦に大差で連勝すればW杯のスタート順を上げられるからだ。「あすは0秒5から1秒差くらいつけて絶対に勝ちたい」と意気込んだ。