日本オリンピック委員会(JOC)は1日の選手強化本部会で、抜き打ちドーピング検査のため厳格にルール化された居場所情報の提出で、1度目の「不在」扱いになった選手が36人に上ることを報告した。

 規定は各競技の指定選手に対し、検査官が訪問できるよう各日の居場所を申告するよう定めており、1年半の間に3度の「不在」があった場合はドーピング違反として処分される。JOCは「自己責任の問題であり、きっちりと対応してほしい」と注意喚起した。