日本ラグビー協会は19日、都内でアジア5カ国対抗(4月27日開幕)の日本代表メンバー30人を発表。新主将に指名された広瀬俊朗(東芝)、代表復帰の佐々木隆道(サントリー)、初選出の田村優(NEC)も出席した。

 広瀬とエディー・ジョーンズ新ヘッドコーチ(HC)は、昨年6月の東日本大震災チャリティーマッチで、トップリーグ選抜の主将と指揮官だった仲。代表主将就任は、先週に同HCから直接打診を受けたという。「ジャパンのユニホームを着て、キャプテンとして試合ができるのはうれしい。まだ30歳、もっと頑張れる。1戦1戦勝ちにいって、15年、19年(W杯)につながるように、自分らしく楽しんでやりたい」と意気込みを語った。同時に「まだまだ(メンバー)選考の途中であると、自覚を持ってやりたい」と、競争の厳しさも覚悟していた。