<卓球:世界選手権団体戦>◇4日目◇28日◇1次リーグC組◇ドイツ・ドルトムント

 最後は、気持ちの良い終わり方で締めた。福原愛(23=ANA)、平野早矢香(27=ミキハウス)を温存した最終フランス戦。初めて出番が回ってきた石垣優香(22=淑徳大)が3番手で勝ち、第2試合で敗れた藤井寛子(29=日本生命)も最後に今大会初勝利を飾って、全員が勝利を挙げる形でリーグ戦を終えた。主将の藤井は「私が負けてばかりだと、チームも気を使っちゃう。勝って締められたことで雰囲気も良くなるし、プラスになれたかな」と胸をなで下ろした。

 全勝の1位でリーグを突破し、30日の準々決勝を迎える。村上恭和監督は「リーグ戦は100点。決勝への鍵は、組み合わせかな。あとはベストメンバーで臨むだけ」と決勝トーナメントを見据えていた。