<重量挙げ:全日本選手権兼ロンドン五輪代表選考会>◇初日◇13日◇北九州市立総合体育館

 男子56、62、69キロ、女子48、53キロの計5階級が行われ、注目された女子53キロ級は成長著しい金沢学院大2年の八木かなえ(19)が、スナッチのジュニア日本記録を更新する奮闘で初優勝。また男子62キロは、日大3年の糸数陽一(20)がトータル(スナッチとジャーク)の大学記録、大会記録を288に更新して初Vを飾った。糸数は「トータル290が目標だった。悔しいが、アジア選手権へ気持ちを切り替えたい」と話し、今月下旬に韓国で行われるアジア選手権での男子日本代表のロンドン五輪出場枠奪取に照準を定めた。