ロンドン五輪で体操の日本代表が着用する公式ウエアが11日、発表され、女子の田中理恵(24=日体大研究員)は世界的なデザイナーのコシノヒロコさんが手掛けたレオタードに身を包み「太陽のように元気とパワーを持って演技できる」と意気込んだ。男女とも日の丸を中心にカラフルな彩りで力強い美しさをイメージしており、レオタードにはスワロフスキーのクリスタルも使われている。

 この日、東日本大震災の復興支援で訪れた仙台市内で初披露され、ユニホームを着た男子の内村航平(23=コナミ)は「レインボーカラーが気に入っている。虹なので(2004年アテネ五輪体操男子団体総合金メダルの実況で知られる)『栄光の架橋』をロンドンでかけたい」と決意を新たにした。