日本重量挙げ協会は12日、都内で男女のロンドン五輪代表5選手を正式発表した。既に内定していた女子48キロ級・三宅宏実(26=いちご)、同75キロ超級・嶋本麻美(24=金沢学院職員)に加え、女子48キロ級の水落穂南(19=平成国際大2年)、同53キロ級の八木かなえ(19=金沢学院大2年)、男子105キロ超級の太田和臣(25=九州国際大職員)の3選手が新たに選ばれた。

 五輪代表の選考方法は、階級ごとに各国代表選手の記録を当てはめ、8位入賞ラインと日本人トップとの記録差を比較。その数値が少ない選手を女子4枠、男子1枠に沿って選出したもの。メダルが期待される三宅に加え、「美女リフター」八木も選出され、重量挙げへの注目度は高まった。なお5月27日から全選手そろい、都内で代表合宿を開始する。