バドミントンでロンドン五輪出場を決めた女子ダブルスの末綱聡子、前田美順組らが30日、熊本市内にある所属先のルネサスで記者会見し、2大会連続出場の末綱は「北京五輪が終わってからは、正直モチベーションが上がらなかった。一年一年、一大会一大会、頑張ってきた結果が五輪出場につながった」と涙ながらに話した。

 末綱と組み、北京五輪4位だった前田は「前回はうれしい気持ちだけで臨んだが、今回はいろんな人の思いを感じている。悔いのないようにプレーしたい」と述べた。

 会見には世界ランク4位で五輪初出場の藤井瑞希、垣岩令佳組も出席し、藤井が「自分たちのプレーをすればメダルを取れると思う」と意気込みを述べた。今後は6月に行われるインドネシア・オープンとシンガポール・オープンへの出場を経て、7月に代表の強化合宿に参加する予定。