<競泳:セッテコリ国際>◇最終日◇16日◇ローマ

 100メートルを過ぎて伏兵のコッホに逆転を許した。男子200メートル平泳ぎの立石諒(NECグリーン)は照準を合わせていなかった大会にしてはまずまずの2分8秒台をマークしたが、2位に敗れ「悔しい。競り負けたのが自分の弱さだと思う」と顔をしかめた。

 5位に沈んだ14日の100メートルのレースを「中途半端に終わった」と反省し、気持ちを切り替えたが、コッホにさらに好記録を出された。五輪で北島(日本コカ・コーラ)に挑む23歳の立石は「うぬぼれずに、しっかりと結果にこだわって練習していきたい」と決意を新たにした。