24日に開幕するテニスのウィンブルドン選手権の主催者は19日、シード選手を発表し、男子で世界ランキング11位の錦織圭(日清食品)が第12シードに入った。錦織は4大大会で自身最高のシードとなり、8強入りが懸かる4回戦で第1~第4シードと当たらない組み合わせとなる。

 世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第1シード、アンディ・マリー(英国)が第2シード、昨年覇者のロジャー・フェデラー(スイス)が第3シード。全仏オープンで8度目の優勝を果たしたラファエル・ナダル(スペイン)は第5シードになった。

 女子は2連覇を狙うセリーナ・ウィリアムズ(米国)が第1シード。

 他の4大大会のシードは開幕前週の世界ランキングを反映するが、ウィンブルドンだけは芝の大会の実績も考慮し、主催者が独自に決める。