<レスリング:世界選手権>◇第4日◇19日◇ブダペスト

 女子3階級が行われ、55キロ級の吉田沙保里が五輪3連覇と合わせ前人未到の14大会連続世界一を達成した。

 また、五輪3連覇で世界選手権では2大会ぶり8度目の優勝を狙う63キロ級の伊調馨(ともにALSOK)が決勝に進み、銀メダル以上を確定させた。

 吉田は昨年5月に敗れたワレリア・コブロワ(ロシア)との2回戦など4試合連続でテクニカルフォール勝ち。伊調は初戦の2回戦からカザフスタン選手、中国選手、コロンビア選手にいずれもテクニカルフォールで勝った。

 59キロ級で初出場の伊藤彩香(至学館大)は3戦を勝ち抜いて準決勝に進んだが、ハンガリー選手にフォールで敗れて3位決定戦に回った。