<フィギュアスケート:グランプリシリーズ第4戦・NHK杯>◇9日◇東京・国立代々木競技場

 高橋大輔(27=関大大学院)が2年ぶり5度目の優勝を飾った。フリーでは172・46点で、SPに続き1位となり、合計268・31点で頂点に立った。

 先月のスケートアメリカでは4位に沈み、自信を喪失。それでも今大会はSPから気合の入った演技で、存在感を示した。「パーフェクトではないが、レベルアップした演技はできた。まだまだ自分はできると思う」。

 ソチ五輪に向け、1度失った自信を取り戻し、新たな可能性を感じた。織田信成(26=関大大学院)が253・16点で2位、無良崇人(22=岡山国際リンク)は227・22点で6位。