<カーリング:ソチ五輪出場決定戦>◇15日◇ドイツ・フュッセン
女子日本代表の北海道銀行(1次リーグ2位)が、ノルウェーを破り、5大会連続5度目のソチ五輪出場を決めた。
スキップ小笠原歩(35)が、この日流した2度目の涙は、うれし涙だった。日本時間16日、午前2時52分。第9エンド、日本がスチールで1点を加え10-4。引導を渡されたノルウェー選手全員から、日本は握手を求められた。第8エンドの6点が効いた。ギブアップ勝ちした。
小笠原は、右手で口をふさぎ、思わず座り込んで涙した。「信じられなくて。本当にオリンピックに行くんだ~」。チーム結成から3年。歓喜の輪をつくった。国内を勝ち抜き五輪選考会への出場、選考会ではソチ切符獲得のミッション…。2つの高いハードルを乗り越えた。五輪経験者の小笠原の喜びもひとしおだった。
午前のプレーオフ初戦では、中国に6-7で惜敗。小笠原は、自らのミスで試合を失った。インタビューの途中で、悔し泣きした。
この日戦ったプレーオフ2試合を加え、笑いあり、涙ありの6日間8試合だった。「たくさんの人が日本で応援してくれると信じていました」(小笠原)。
最後の最後につかんだ五輪出場権は、日本女子にとって、何にも代えがたいソチへの“プラチナチケット”となった。


