7人制ラグビーの日本代表が31日、ワールドシリーズ(WS)第7戦の香港セブンズから帰国した。

 日本は来季のWSコアチーム入りをかけた昇格決定大会で優勝。来季シリーズ全9戦に出場できる上位15チーム入りを果たし、16年リオデジャネイロ五輪出場へ大きく弾みをつけた。

 急きょ設定された会見では、瀬川智広監督(43)が「世界と戦うスタートラインに立てたことが、大きな1歩。五輪に向けて波に乗っていきたい」と笑顔で勝利を報告。大会MVPにも輝いた坂井克行主将(25=豊田自動織機)は「念願のコアチーム昇格が果たせ、誇りに思う。これで、世界と戦う土俵に立てる」と喜びを口にしていた。