<男子テニス:バルセロナ・オープン>◇26日◇バルセロナシングルス準決勝で世界ランキング17位の第4シード、錦織圭(日清食品)が世界23位のエルネスツ・ガルビス(ラトビア)を6-2、6-4で下し、初の決勝進出を果たした。クレーコートのツアー大会では2011年に準優勝した全米クレーコート選手権以来で2度目。

 錦織はツアー5勝目を懸け、27日の決勝で世界65位のサンティアゴ・ヒラルド(コロンビア)と対戦する。

 錦織はツアー5勝を誇るガルビスに対してストローク戦で優位に立ち、ブレークを一度も許さなかった。ヒラルドは25日の準々決勝で世界1位のラファエル・ナダル(スペイン)を破った第6シードのニコラス・アルマグロ(スペイン)に7-5、6-3で勝った。

 錦織圭の話

 欧州で決勝に残れるのはうれしい。ストロークで負けなかったし、サーブが良かった。好結果が出て自信になる。フォアとバックで両サイドに打ち分けられたのが大きかった。クレーコートでの初タイトルを狙っていきたい。