<卓球:JA全農世界選手権団体戦>◇最終日◇5日◇東京・代々木第1体育館ほか◇男女決勝

 日本女子が0-3で中国に敗れ、1971年以来43年ぶりの世界一はならなかった。

 31年ぶりに決勝進出した日本は、石垣優香(24=日本生命)石川佳純(21=全農)平野早矢香(29=ミキハウス)の布陣で臨んだが、世界トップクラスの選手をそろえる中国にストレート負けし、銀メダルとなった。中国は2連覇。

 男子決勝では中国が3-1でドイツを破り、7連覇を達成した。

 日本女子のコメントは以下の通り。

 石川

 最後、負けてしまって残念だったけど、この5人で力を合わせて戦うことができてよかった。決勝の舞台に立てて、幸せだった。楽しかった。

 石垣

 福原選手の代わりということで、不安もあった。日本開催でたくさんの応援に助けられて、自分は幸せだった。

 平野

 中国はレベルが高かった。(準決勝の香港戦第3試合での逆転勝利は)5人と応援の力で奇跡が起きたと思う。