愛知県豊田市は14日、ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の開催都市として立候補すると発表した。市の国際的な知名度向上や、地域経済の活性化を期待する。

 サッカーJリーグ名古屋グランパスの本拠地で、市が所有する豊田スタジアム(4万5000人収容)を会場とする。大会組織委員会に10月、立候補申請書を提出する。

 組織委は来年3月、国内10~12の試合会場を決める。昨年11月には関心を持つ54自治体に関係書類を配布した。これまでに岩手県釜石市、静岡県、京都市、大阪府東大阪市が立候補の意向を表明している。

 ラグビーW杯は1987年から4年に1回開かれ、日本大会は第9回でアジア初開催となる。