<バドミントン:世界選手権>◇第3日◇27日◇コペンハーゲン

 第7シードの前田美順、垣岩令佳組(ルネサス)は初戦の2回戦で三木佑里子、米元小春組(北都銀行)との日本勢対決を2-0で制し、3回戦に進んだ。

 昨年からペアを組む前田と垣岩が攻守の駆け引きで一枚上だった。日本勢対決を制し、前田は「初戦からしっかり動いてラリーに持ち込めた。次につながる」と汗をぬぐった。

 来年4月に所属するルネサスのバドミントン部が再春館製薬所に譲渡されることが決まったが「感謝の気持ちを結果で表現したい」と声をそろえる。2年前のロンドン五輪では藤井との「フジカキ」ペアで銀メダルを手にした25歳の垣岩が「攻撃の形をもっと増やしたい」と言えば、28歳の前田は「一つ一つの試合に集中していく」と気を引き締めた。