ノルディックスキー男子ジャンプのソチ五輪メダリスト葛西紀明(42=土屋ホーム)が20日、都内で行われた「第27回

 日本

 メガネ

 ベストドレッサー賞」の表彰式に出席した。

 スポーツ界部門での受賞に「テレビでしか見たことがない、このような賞をいただけるなんて、やはりメダルの力はすごいと思いました」と壇上で受賞の喜びを語った。

 時に吹雪の悪条件下でも行う競技で、競技中のゴーグルはもちろん、ジャンプ台を離れても雪の照り返しで目を痛めることから、サングラスも必須のアイテム。ただ最近は「メダルを取れたおかげで、どこへ行っても声をかけていただけるようになったので、変装用としても使っています」と話し、会場内の笑いを誘っていた。

 視力そのものは2・0と至って良好。競技人生も3年後の平昌(ピョンチャン)五輪を目指すなど、視界は開けている。ただ「引退」の2文字は眼中にないようで、こちらの方はメガネをかけても視界に入らないようだ。