<卓球:全日本選手権>◇第2日◇13日◇東京体育館

 ジュニア女子(高校2年以下)で兵庫・二見西小4年の木原美悠(みゆう、10=ALL

 STAR)が、4回戦に進出した。

 前日12日の1回戦に続き、2回戦、3回戦でも高校生に勝利。2回戦で弓立美沙輝(16=埼玉・正智深谷高1年)に3-2で勝つと、瀬山咲希(17=岐阜・富田高2年)との3回戦では2-2で迎えた第5ゲームも1-5と劣勢から逆転して制した。瀬山も「バックが上手。若いのにミスも少なくてすごい」と快進撃をたたえた。

 木原は試合後、「サーブが結構決まった。今日みたいな調子でいったら、あと1回か2回は勝てるかも…。強い選手とやるのは楽しいです」と笑顔。だが、98年に福原愛(26=ANA)が小4で準優勝したことを聞くと「たぶん無理だと思うけれど、愛さんを超えたい」と目標を変更し、優勝への意欲を示した。

 14日の4回戦で田中愛弥香(17=東京・武蔵野高2年)に勝てば、5回戦では女子ダブルスでワールドツアー・グランドファイナルを制した伊藤美誠(みま、14=スターツSC)との対戦が有力だ。