バレーボールの元日本女子代表監督で、1972年ミュンヘン五輪で銀メダルに導いた小島孝治(こじま・こうじ)氏が27日午前0時15分、肺炎のため大阪市内の病院で死去した。83歳。日本バレーボール協会関係者が明らかにした。

 64年東京五輪金メダルの「東洋の魔女」を育てた故大松博文監督の後任としてニチボー貝塚(後のユニチカ)監督に就任し、公式戦での連勝記録を258にまで伸ばした。日本バレーボール協会では女子強化部長や副会長などを歴任した。