<ミキプルーンスーパーカレッジバレー2014全日本バレーボール大学選手権:中大3-0日体大>◇最終日◇6日◇大阪市・中央体育館

 中大が3-0で日体大を破り、18年ぶり最多13度目の優勝を果たした。最優秀選手には中大の石川祐希(1年)が選ばれた。

 中大は石川、大竹壱青、武智洸史の1年生トリオをセッターの関田誠大(3年)が絶妙に操った。

 要所では、この試合のMIP手塚奨主将(4年)がブロックを決め、第1、2セットは簡単に奪取。第3セットはもつれたが、最後は攻守に勝った中大が振り切った。

 アジア大会日本代表の石川は「4年生とやれる最後の試合だったので、楽しませてもらいました」と余裕の笑顔。

 手塚は「自分たちのバレーが最後までできました。後輩がよく引っ張ってくれた。応援してくれた人の力です」と最多優勝記録更新に、晴れやかな顔だった。

 【男子決勝】

 中大3(25-21、25-17、29-27)0日体大

 【男子3位決定戦】

 明大3(25-17、25-21、25-22)0名城大

 ◆男子個人表彰

 ▽最優秀選手

 石川祐希(中大1年)

 ▽敢闘

 山田修造(日体大4年)

 ▽ベストスコアラー

 山田修造(日体大4年)

 ▽スパイク

 大竹壱青(中大1年)

 ▽ブロック

 手塚奨(中大4年)

 ▽サーブ

 石川祐希(中大1年)

 ▽セッター

 関田誠大(中大3年)

 ▽レシーブ

 武智洸史(中大1年)

 ▽リベロ

 伊賀亮平(中大2年)

 ▽優勝監督

 松永理生(中大)

 <主催>日本バレーボール協会、全日本大学バレーボール連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社、ジェイ・スポーツ<特別協賛>三基商事