スキー距離女子で08年W杯ストックホルム大会で日本人初の表彰台に立った夏見円(31=JR北海道)が6日、バンクーバーを最後の五輪にすることを明かした。長野・志賀高原で行われた日本代表合宿で「次のソチ五輪は考えていない」と話した。バンクーバー五輪の代表になれば3大会連続3度目の五輪代表になる。最後の五輪で「競技人生で経験したことを全部発揮したい。そうすればメダルに手が届く」とメダルを目指す。2月の世界選手権団体スプリントで石田正子と組み4位入賞。個人でもW杯で銅メダルを獲得と実力も備わってきた。美女アスリートが日本距離界五輪初メダルに向け最後のチャンスにかける。