国際体操連盟(FIG)は14日、トランポリンのロンドン五輪最終予選を兼ねたテスト大会の結果を踏まえた五輪出場枠獲得の国・地域の一覧を発表し、女子で日本が1枠を獲得した。10位で日本勢最上位だった岸彩乃(19=金沢学院大ク)の五輪初出場が有力となった。最終予選は岸が10位、山田紗菜(早大)が15位。既に五輪出場を決めていた国・地域を除く順位では岸が7位で、無条件で出場枠を獲得する上位5人には入れなかった。しかし、英国が昨年の世界選手権で五輪出場枠を獲得したため、開催国枠などの残り3枠の1つが日本に与えられたとみられる。