射撃のロンドン五輪最終予選を兼ねたアジア選手権は20日、ドーハで行われ、女子トラップで北京五輪4位の中山由起枝(32=日立建機)が89点で3位に入り、五輪出場枠を獲得した。日本クレー射撃協会の規定により中山は3度目の五輪代表に決まった。中山は2000年シドニー五輪でダブルトラップに出場して13位。1度は現役を退き、結婚、出産を経て復帰した。10年広州アジア大会ではトラップで日本選手初の金メダルを獲得した。