ロンドン五輪フェンシング男子フルーレ団体銀メダルの太田雄貴(26)が年内休養を宣言した。27日、都内にある所属先の森永製菓本社を訪れて五輪を報告。「大会にはしばらく出ません。年内は出ない」と明かした。その代わり普及活動に力を入れる。10月から“全国行脚”を開始。11月に「第4回太田雄貴杯」を都内で開くほか「往年の選手を集めて大人の大会も開きたい。車いすの方も女性の方も僕らも、ハンディをつけてみんながフェアでフラットに戦える大会をしたい」。常々「競技人口が増えなければこの先、フェンシングに未来はない」と言ってきた。太田は、4年後の前に“今”に力を入れる。