前代未聞の中国選手大量欠場だ。バドミントンのヨネックスオープン(代々木第1)は18日、予選が開幕。しかし、出場予定だったロンドン五輪男子シングルス銅メダルの■龍、同ダブルス金メダルの傅海峰、蔡贇組を含む22人の中国選手が、尖閣諸島国有化問題を理由に欠場すると、この日、日本協会が発表した。14日、中国協会から世界バドミントン連盟(BWF)に連絡が入り、日本協会に伝えられた。同大会に中国選手が出場しないのは初めてだという。

 日本協会関係者によると、ドローができあがった以降に欠場すると、BWFの規則では罰金を科されるという。ケガが理由でも、1人(ダブルスの場合は1組)250ドル(約2万円)。今回のような欠場では、1人5000ドル(約40万円)に相当するということだ。※■=言ヘンに甚