ラグビー元日本代表主将のアンドリュー・マコーミック氏(42)が、トップウエストA(1部)のNTTドコモの監督に就任することが8日、分かった。

 マコーミック氏はニュージーランド出身で、現役時はCTBで活躍。闘志あふれるプレーで「赤鬼」の異名を取り、東芝府中(現東芝)で96年度から日本選手権3連覇に貢献した。日本代表としてもキャップ25を数え、99年第4回W杯には史上初の外国人主将として出場した。

 NTTドコモは93年に創部され、トップリーグ(TL)がスタートした03年度からトップウエストAに所属。07年度からは元日本代表監督の萩本光威氏が監督に就任し、チーム強化に努めてきたが、同氏が今季限りで勇退。悲願のTL昇格へ、日本ラグビーを熟知し、過去に東芝府中でヘッドコーチも務めるなど指導力にも定評があり、日本語も堪能なマコーミック氏に白羽の矢を立てた。