ラグビーのトップリーグ・プレーオフ決勝は、31日に東京・秩父宮ラグビー場で三洋電機と東芝が対戦、三洋は主将のCTB霜村誠一(28)と昨季まで3年連続トライ王のWTB北川智規(26)が、A型インフルエンザを患い、出場できない緊急事態に陥った。霜村は29日に発症、北川は回復に向かっているが、ともにミーティングにも出られない状況だ。

 霜村の代わりのCTBは32歳のベテラン山内、ゲームキャプテンはNO8龍コリニアシが務め、右WTBは187センチと大型の三木が入る。選手層の厚さに自信を持つ飯島監督は「プラスの変化を期待」と冷静に話す。今季2回目の先発となる山内は「準備はしていた。霜村のためにベストを尽くす」と気合を入れていた。