関取7人が全員十両となった境川部屋で31日、秋場所へ向けてのけいこが始まった。謹慎明けの豪栄道は右太ももと腰の状態が万全でないため参加しなかったが、同じく謹慎明けの豊響や新十両の城ノ龍らが精力的に番数をこなした。

 ただ、小脳梗塞(こうそく)で2場所連続全休中の岩木山は、まだけいこができない状態。出場の可否は「先場所と同様、ぎりぎりまで様子を見る」と言う。西十両14枚目で全休すれば幕下に転落するが、進退については「自分一人の問題じゃない。家族もいるし、師匠と相談しないといけない」と話した。