大相撲の鳴戸部屋に横綱と大関、関脇がそろった。7日の朝稽古で、境川部屋の関脇豪栄道(27)、前頭妙義龍(26)ら関取4人が出稽古に訪れた。そこに伊勢ケ浜部屋の横綱日馬富士(29)らも参加。鳴戸部屋の大関稀勢の里(26)ら上位力士が居並ぶ豪華な顔ぶれの中、激しい申し合いが繰り広げられた。

 稀勢の里と7番、豪栄道と9番の申し合いを行うなど計28番取った日馬富士は「いい稽古ができたんじゃないかな」と満足そう。横綱と2勝7敗、大関とは5勝6敗だった豪栄道は「横綱とはまだまだですが、大関とはいい申し合いができた」と手応えを感じていた。横綱に2勝5敗の稀勢の里も「充実していたと思う」とうなずいていた。