十両大喜鵬(24=宮城野)が8日、東京・墨田区の宮城野部屋で稽古を行った。幕下宝香鵬、三段目石浦と計14番相撲をとった。

 東京・江戸川区だった出身地を、夏場所からは祖父母が住み、自身も生まれ育った福岡・飯塚市に変更。11月の九州場所を再入幕で迎えるには秋場所(9月15日初日、両国国技館)の成績次第。

 「優勝はしなくても最低でも12勝くらいしないと。とにかく頑張る。E藤みたいに14勝もしなくても大丈夫でしょう。横綱がジャカルタにいっている間に体をもう一度鍛えます」。日大の1学年後輩で秋場所新入幕が有力な遠藤(23=追手風)の活躍にも刺激を受けている様子だ。

 夏の甲子園には母校の鳥取城北高野球部が出場。「早く寄付金を贈らないと。監督さんは、自分が教育実習でお世話になった先生ですし、頑張ってほしいです」。9日に熊本工と対戦する後輩たちにも刺激を受けていた。