週刊現代の八百長疑惑報道で名誉を傷つけられたとして、日本相撲協会と横綱朝青龍ら力士30人が発行元の講談社側に損害賠償などを求めた訴訟の控訴審が28日、東京高裁で結審した。被告側は、原告側に朝青龍の預金通帳の提出を要求。さらに元力士を新たに証人申請したが、同高裁はいずれも「必要ない」と却下し、12月16日に判決を言い渡すとした。第1審では東京地裁が、被告の講談社側に4290万円の支払いと記事取り消し広告の掲載を命じている。