大相撲秋場所(9月15日初日、両国国技館)で所要3場所での新入幕が確実な遠藤(22=追手風)が、過密日程に苦笑いした。9日、相撲教習所の授業を終えるとそのまま、部屋の合宿が行われている地元の石川県穴水町に、約7時間かけて帰省。1週間の滞在では朝稽古以外に祝勝会や県知事表敬訪問、小学校慰問に地元の祭り参加などスケジュールがびっしり。地元を去る際は、関取らしからぬ夜行バス移動になる可能性もある。合宿中は実家から通える待遇だが「実家では寝るだけかも。行ってみるしかないです」と覚悟していた。