<卓球:世界選手権>◇30日◇男女シングルス1回戦ほか◇横浜アリーナ

 女子シングルス2回戦で16歳の石川佳純(ミキハウスJSC)が世界ランキング10位の帖雅娜(香港)を0―3から逆転で破り、3回戦進出を決めた。福原愛(ANA)はエルケ・シャル(ドイツ)、平野早矢香(ミキハウス)はエバ・オドロバ(スロバキア)にいずれも2―4で敗れ、女子のエース2人はそろって姿を消した。

 男子シングルス2回戦では水谷隼(明大)がタイ選手に4―0で順当勝ち。松平健太(青森・青森山田高)はランク12位の呉尚垠(韓国)に4―3で逆転勝ちした。日本男子史上最年少代表の14歳、丹羽孝希(青森・青森山田中)は1回戦でアルゼンチン選手を下したが、2回戦で同17位のドミトリー・オフチャロフ(ドイツ)に2―4で敗れた。

 男子ダブルス1回戦は第3シードの水谷、岸川聖也(スヴェンソン)組と松平賢二(青森大)上田仁(青森・青森山田高)組が勝ち上がり、女子ダブルス1回戦は平野、福原組など日本勢3組すべてが2回戦に進んだ。