この時期にきて、不調で2軍調整させていたガルシアを1カ月ぶりに先発させた。それは来季戦力になるかどうかの見極め、テストの意味が大きかったと思う。だがこの日も四球から崩れて打ち込まれ、これまでと同じパターンを繰り返した。コントロールが甘いし、キレもスピードもない。これで今季の登板はもう終わりだろうし、球団も契約更新については厳しい判断をせざるを得ないと思う。

外国人投手で残留が確定なのは、守護神で抜群の安定感を誇り、セーブ王を争うスアレスだけだろう。エドワーズもガンケルもともに打たせて取る投手で、物足りなさが残る。“助っ人”というからには、打者を圧倒するぐらいの迫力がほしい。ただどちらかを保険で残すなら、エドワーズになるだろう。故障で大半を2軍で過ごしたが、150キロ台の真っすぐがあって、登板14試合で与四死球が2つだけでまとまりがある。

いずれにしても来季優勝を目指す上で、投手陣の補強は必要になってくる。ガルシアに代わる先発タイプと、スアレスにつなぐ勝利の方程式を任せられるリリーフだ。セットアッパーは、かつて在籍したドリスやジョンソンのようなパワーピッチャーが理想。藤浪が先発に戻るとして、大事な補強ポイントになるだろう。(日刊スポーツ評論家)