野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。識者に回顧と展望を聞いた。セ・リーグ編は中西清起氏(63=日刊スポーツ評論家)。

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阪神がもう独走状態になってきた。何と言っても投手陣。先週なんかは先発陣がみんな2点までしか取られていないわけだから。先発でゲームを作れると当然、安定した戦いになる。

先行逃げ切りもあり、逆転もあり、勝ちパターンも1つじゃない。クリーンアップの打つべき人が打って、伏兵も活躍する。チーム全体の底力を感じた1週間になった。

先発ローテーションがここまで安定していたら言うことがない。やっぱり伊藤将が大きいだろうね。3試合続けて内容がいいピッチングをしている。村上、才木はある程度は計算しているというのはあるだろうけど、伊藤将、デュプランティエは予想以上。春先は若い投手も起用しながら探ってきた部分があるだろうけど、落ち着いてきた。

こうなってくると阪神は相手を見て戦うということがなくなる。ゲーム差が6・5まで広がってくると、これからは首脳陣の仕事がより重要になる。いかに選手のモチベーションを保つか、選手のコンディションをチェックできるか。気持ちの緩みが一番怖い。ケガを未然に防いで、いかに緊張感を持たせてやるか。そこは首脳陣の手腕ということになる。

阪神は先週、今週と屋外球場が続く。コンディションをチェックしていきながら休ませる人はちゅうちょせずに休ませる。ここで無理すると8月後半から9月というところに影響する。ラストスパートをいかに気持ち良くできるか。いかに手綱を緩めずに緊張感を保てるか。もう相手どうこうじゃないよ。

阪神を脅かす存在はどこか。正直に言うとなかなか難しい。8日から対戦する2位広島も先発の駒はいる。大瀬良も1カ月半ぶりに白星がついたし、すぐに出てくるんじゃないかと思っていたルーキー佐藤柳も結果を出した。森下、床田もいる。ただ、破壊力がない。先週も2勝2敗、2分け。タイガースを追い越そうというところまでいかない。対戦成績4勝8敗という数字が逆にならないと難しい。(日刊スポーツ評論家)

【イラスト】25評論家予想セ・リーグ その2
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【イラスト】25評論家予想セ・リーグ その1
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【イラスト】25評論家予想セ・リーグ その3
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【イラスト】25評論家予想セ・リーグ その4
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