日刊スポーツ客員評論家の渡辺久信氏(60)が10日、古巣西武の南郷キャンプを訪問した。注目したのは自身の現役時代と同じ背番号41、プロ3年目の成田晴風投手(19)だ。首の手術の影響で2年間で2軍登板さえないが、今季はいきなり1軍の抑え候補に挙がる。最速156キロ、うわさの逸材にナベQ論で迫った。【取材・構成=金子真仁】
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ナベQ氏(以下Q) どうよ、初めての1軍キャンプで練習してみて。
成田(以下成) なんか2軍より好きです。
Q そりゃいいねー!1軍の方が肌が合う選手っているよね。俺も2軍はボコボコ打たれることあったし。今日のブルペンも良かったじゃんか。147キロ出たみたいだね。
成 ケガに気を付けながら徐々にやってます。
Q 楽しみだよね。去年のフェニックス・リーグでセンセーショナルにデビューして(藤川)球児までほめちゃって。で、まだ余力ありそうだけどリミッターはいつ解除するの?
成 試合に入った時くらいにちょうどリミッターを外せるくらいに想定して。普段飛ばしすぎてケガにつながるので。
Q リミッター解除して順調に抑えたら開幕1軍どころか、西口監督は抑え候補って言ってるよ。開幕戦の9回裏に投げられるイメージはある?
成 そこをイメージして今、練習やってます。
Q 頼もしいね!頼もしいね~、成田!それくらいの気概を持つのは本当に大事だよ。俺も19歳で抑えやったなー。41番を1軍のマウンドで見たいよ。
成 本当に偉大な番号をいただいて、番号に恥じない結果は出したいです。
Q そんな偉大じゃないよ。ただ俺としてはやっぱり、1軍で41番が投げてるとこ、見たいな。最近なかなかいないから。
成 アピールして開幕から1軍で投げたいです。
Q 3年目は高校出の投手が飛躍する年だよね。今年1年さ、41番を1軍のマウンドで躍動してほしいよね。ばっちりいったら、来年好きな背番号に変えていいからさ!
<成田晴風とは?>
◆生まれ 2006年(平18)2月27日生まれ、青森県出身。
◆名前 晴風と書いて「はるせ」と読む。弘前工(青森)から23年ドラフト4位で入団。右投げ右打ち。
◆地元 実家は青森・大鰐町でアスパラガスやトマトを栽培する農家。
◆手術 24年7月に都内の病院で頸椎(けいつい)内視鏡下椎弓切除術を受けた。右第5頸椎神経根症との診断だった。
◆話題に 昨年10月8日のフェニックス・リーグ阪神戦(南郷スタジアム)でCSを控えた阪神1軍級相手に登板し、自己最速を一気に3キロ更新する156キロをマーク。阪神藤川監督から絶賛される。
◆筋肉 首脳陣にも知れ渡るウエートトレ好き。メディシンボール投げも投手陣トップクラスの数値。甲斐野から「恐竜の遺伝子か」とツッコまれた。体のサイズは184センチ、89キロから91キロに。




