今オフの契約更改で、ソフトバンク栗原陵矢外野手(26)がおとこ気ある発言をした。2軍本拠地のタマスタ筑後で行うリハビリ練習を、年に数回ペイペイドームで行えないか? という要望を球団に伝えた。
「特に1年目、2年目の選手に何か刺激があればということを常に考えていました」。
今季は自身も左膝前十字靱帯(じんたい)断裂などの重傷を負った。長いリハビリ生活を行ってきた中で生まれたアイデアだ。
来季は正式に4軍制が始まる。支配下、育成を含め、選手総数は12球団最多の120人超となる見通しだ。三笠GMは「世界一のチーム」作りを念頭に置く。そのためにも、選手全員が同じ志を持つことは必須と言えるだろう。
その一環として、球団も水面下で動いている。23年シーズンは、2軍のウエスタン・リーグを数試合、ペイペイドームで開催する方向で話を進めている。関係者によれば、小久保裕紀2軍監督(51)の強い要望も組み込まれているという。2軍がペイペイドームで試合を行えば、16年8月23日広島戦(当時ヤフオクドーム)以来、7年ぶりだ。
今オフはFA戦線に加入し、日本ハム近藤、DeNA嶺井の獲得に成功した。さらには元ロッテ・オスナの入団も決まった。来季リーグ優勝するだけの戦力は整っている。そして三笠GMは「ホークスの方針は、従前から『育成か補強』ではなく『育成も補強もやる』という方針」と話した。その言葉を信じたい。
栗原の要望が承諾されるかどうかは不透明。だが「常勝軍団」を再構築していくためには、若鷹たちの後押しも不可欠だと考える。2軍、3軍、4軍の環境整備にも注目していきたい。【ソフトバンク担当=只松憲】




