38歳の冬に、心身のリフレッシュ法として、サウナが加わった。教えてくれたのは、DeNA「サウナ部」の大貫晋一投手(29)、森原康平投手(31)、入江大生投手(24)の3選手だった。日刊スポーツの野球担当の先輩や後輩にも「サウナー」はたくさんいるが、魅力はもちろん、奥深さに心がひかれた。

サウナでととのう、左からDeNA大貫晋一投手、入江大生投手、森原康平投手(球団提供)
サウナでととのう、左からDeNA大貫晋一投手、入江大生投手、森原康平投手(球団提供)

最初に驚かされたのは、個人のルーティンがあることだった。入江で言えば「サウナを8~12分、水風呂を1~1分半、外気浴は5分で、2~3セット」。その日の気分や体調で変化させながら、「ととのう」という。各温度もこだわりの1つで、大貫は「水風呂は14度、サウナは100度」と説明した。

3選手のオススメのサウナも、魅力たっぷりだった。その施設独自の水風呂だったり、自然に囲まれた場所だったり、お気に入りのサウナにも独自のこだわりが詰まった。サウナの効果について、森原はリカバリーとともに睡眠の質の向上を挙げ、入江は美肌効果などを挙げた。

2月中旬、キャンプの休養日を利用し、琉球温泉「龍神の湯」に向かった。各選手から教わったルーティンを参考に「サウナ8分、水風呂1分、外気浴8分」に設定。水風呂は冷たさに耐えきれなかったが、2セット体感した。遠征中は各地のご飯とともに、サウナチェックも楽しみの1つになりそうだ。【久保賢吾】