DeNAは、1日の中日戦で本拠地横浜スタジアムでの主催試合が終了した。今季は70試合で、225万9094人が観戦。三浦大輔監督(49)は「たくさんの方に足を運んでいただき、本当にありがとうございました」と感謝した。「最大のファンサービスは、勝つこと」とも言われるが、今季も多種多様な楽しみ方が存在した。

今年でいえば、横浜スタジアムで4回裏終了時に開催される「Hisense ハマスタバトル」が大きな注目を集めた。オフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」とファンによるリレー対決。ソフトバンクとの交流戦では、敵地のペイペイドームで「ハニーズ」とも対戦し、勝利を飾った。

29日の阪神戦では、50勝の節目に到達した。アンカーを務めたAkiは「毎試合勝つことしか考えていなかったので、正直50勝にびっくりしています」とコメント。“全試合出場”のShizukuは「全試合走らせていただき、メンバーと特訓し続け、50勝することができてよかったです」とコメントした。

1日の中日戦にも勝利し、通算51勝20敗でレギュラーシーズンを終えた。9月1日の巨人戦の試合前には「港星学園祭(べいすたがくえんさい)」の特別企画として、シドニー五輪マラソン金メダルの高橋尚子氏が率いる陸上レジェンド軍にも圧勝。常に、ガチンコ勝負し、勝つことでもスタンドを盛り上げた。【DeNA担当 久保賢吾】

DeNA対巨人 リレー対決に勝利し笑顔を見せるdianaのAki(2023年9月1日撮影)
DeNA対巨人 リレー対決に勝利し笑顔を見せるdianaのAki(2023年9月1日撮影)